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藁の楯

藁の楯
“怨み”や“憎しみ”は、大切な「誰か」のために生じるものではない。
怨みも、憎しみも、それを晴らそうとする行為は、常に「自分」のためだけに存在する。何故なら、死んだ人間は何も喋らず、何も感じないからだ。
怨みを晴らすために敵討ちに大金を投じる老人も、怨みを圧し殺して職務を全うしようとする主人公も、その行為の根本にあるものは、実は同じなのではないかと思う。
詰まるところそれは、自分自身が耐え難き痛みを抱えて生き続けるための、本当にぎりぎりの“手段”だった。
この映画は、終始一貫して、そういう人間の脆さと普遍的な内なる葛藤を情け容赦無く叩きつけてくる。
どんなに真っ当に生きていたとしても、藤原竜也が演じたような理不尽な凶悪は、必ず存在し得る。
もし万が一そういうものに直面してしまったとき、人間として、何ができるのか、そして何ができないのか。
無論、その答えは出ないし、考えたくもない。が、その禁忌を、映画的娯楽の中で問答無用に突きつけてくる本作は、見事なエンターテイメントだと思う。
監督:三池崇史
出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、藤原竜也、山崎努
脚本:林民夫
原作:木内一裕
音楽:遠藤浩二
制作年:2013年
制作国:日本
時間:125分
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